色のお勉強

昔から色彩心理学には興味がありまして,
図書館でその手の本をつまんで読んだりはしていました.
だけど,色に関する本を真面目に1冊読み切ったのは初めてです.

おもしろくてためになる色の雑学事典

おもしろくてためになる色の雑学事典


以下,自分のためのメモ書きです.

  • 色を使ってイメージを演出する
    • 元気な配色
      • 色相を中心に明度・彩度も含めてコントラストをつける
      • ベース色に対して補色を差し色にする
      • 3色を組み合わせるときは2色を同系にして,もう1色は2色の間の色の補色にする
      • 3色目に無彩色を加えるのも効果的
    • 落ち着いた配色
      • トーンに沿って全体をまとめる
  • 配色の分量バランス
    • ベースカラー70%,サブカラー25%,アクセントカラー5%が基本
  • ビビッドカラーは明るくて活動的な色
  • 流行色には周期がある
  • 北海道では青が美しい,沖縄では赤が映える
  • 自然環境と好みの傾向
    • 日本人は青が大好き
  • 「青春」や「朱夏」という言葉の由来
  • 新三原色
    • 信号機はなぜ「赤」「黄」「青」か


色の性質をよく知ることで,
自分をよりよく理解する手掛かりとすることができるのですね.


ちなみに,著者の岩本知莎土さんは,
あのピエールバルマンの日本製のテキスタイルを担当していたそうです.
よく分かりませんが勝手に縁を感じてしまいました.