色のお勉強
昔から色彩心理学には興味がありまして,
図書館でその手の本をつまんで読んだりはしていました.
だけど,色に関する本を真面目に1冊読み切ったのは初めてです.
- 作者: 岩本知莎土
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
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以下,自分のためのメモ書きです.
- 色を使ってイメージを演出する
- 元気な配色
- 色相を中心に明度・彩度も含めてコントラストをつける
- ベース色に対して補色を差し色にする
- 3色を組み合わせるときは2色を同系にして,もう1色は2色の間の色の補色にする
- 3色目に無彩色を加えるのも効果的
- 落ち着いた配色
- トーンに沿って全体をまとめる
- 元気な配色
- 配色の分量バランス
- ベースカラー70%,サブカラー25%,アクセントカラー5%が基本
- ビビッドカラーは明るくて活動的な色
- 流行色には周期がある
- 北海道では青が美しい,沖縄では赤が映える
- 自然環境と好みの傾向
- 日本人は青が大好き
- 「青春」や「朱夏」という言葉の由来
- 新三原色
- 信号機はなぜ「赤」「黄」「青」か
色の性質をよく知ることで,
自分をよりよく理解する手掛かりとすることができるのですね.
ちなみに,著者の岩本知莎土さんは,
あのピエールバルマンの日本製のテキスタイルを担当していたそうです.
よく分かりませんが勝手に縁を感じてしまいました.