はぐれたイルカ

「自分のことを話す」という行為には,ソナーによく似た働きがあります.

ソナー - Wikipedia

ソナー(あるいはソーナー、Sonar海上自衛隊ではソーナーと呼称する。)とは、音響測深(sound navigation and ranging) のアクロニムで、音波を受け取る機械。水中における物体の位置を測定する装置である。潜水艦や漁船などが装備しており、漁船ではアクティブソナーが魚群探知機として用いられている。

水中においては、光や電波は急速に減衰してしまうために、観測・測定装置としては有効ではない。しかし、音波は水中において減衰が相対的に小さく、空気中よりも伝播速度が速いというという特徴がある。そのため、音波を用いて、その反響を測定することにより、水中における物体の位置を測定することができる。


鯨やイルカなどの水生哺乳類はソナーと同じ仕組みで仲間の位置を認知していますが,
陸上に住むボクらも,ある意味で同じことをしているのです.


自分の考えを誰かに話したり,こうしてダイアリーに自分を表現したりすることで,
自分以外の誰かからの反応を得ることができます.
そのときに感じる「この人とは考えが似ているな」「全く共感できないな」などが,
この世界における相手と自分との位置関係を意味していると言えるでしょう.


オシャベリなボクはきっと寂しがりなんですね.
広い海の真ん中で,ミューミューと鳴きながら仲間を探しているイルカと同じです.